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UV(紫外線)殺菌とステンレス スチールベルトの効果について③

先日、【UV(紫外線)殺菌とステンレス スチールベルトの効果について②】でお知らせした、UV殺菌テストの報告書が届きました。

今回のテストは搬送ベルト上に生菌をのせて、UVを照射した後に生き残っている菌数を測定したもので、公的機関の担当者の方いわく、「この様なデーターを見たことがないので、搬送ベルトでは初の実験になるかもしれない」と言われており、業界初の実験となったかもしれません。

実際に報告書を受け取り数値を確認して、ステンレスベルトは食品搬送に最適だと実感がわいてきました。

テスト結果

条件:大腸菌(8.4×10⁵CFU)と黄色ブドウ球菌(5.7×10⁵CFU)の懸濁液を0.4mL接種、UVランプの直下50Cmの距離で60秒間照射した後に生菌数を測定しました。

* 未検出=生菌が10個以下

表のとおり、大腸菌と黄色ブドウ球菌の2種類の菌とも検出不可能なレベルまで菌が死滅しました。

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UVによって死滅する菌のイメージ

今後は商品化を目指すために、もっと菌を短時間で死滅させる方法として、紫外線強度と距離は「逆2乗の法則」の関係にあります。

このことからUVランプとワークの距離を5cmとした場合、照射時間は0.6秒で殺菌できるか、実証していきたいと思います。

(距離50cmから1/10の5cmにすることで紫外線強度が100倍になるため照射時間が1/100になる計算です。)

今後もまた、UV殺菌について新し情報が入りましたら、報告致します。

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