スチールベルトで作られている製品は数多くあります、今回はラミネートチューブという製品を作る際に、なぜスチールベルトが使われるのかをご紹介します。
ラミネートチューブが何に使われているか、皆さんご存知でしょうか。
実は身の回りにある、沢山の製品を入れる容器として使われています。
代表例として、歯磨き粉、ハンドクリーム、乳液、ワサビ、ニンニク、からし、バター、豆板醤などの、日用品・化粧品・食品など沢山の商品にラミネートチューブは採用されています。
ラミネートチューブは、高いバリア性(密封性)が求められます。
密封性を高めるために基材は2層から5層くらいの積層シートになりますので、溶着するために高温と高圧が必要なります。
積層されたシートを効率的に溶かすためにスチールベルトが採用されています。
スチールベルトは熱伝導が高く、高速でも密封性の高い溶着が可能なことと、耐熱性が高くベルト寿命が長いことが採用された理由です。
ラミネートチューブについての詳細は日本食品包装協会のホームページをご覧ください。
次回は、ラミネートに近い使い方として、ヒートシーラーとスチールベルトについてご紹介します。
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