今回は当社標準コンベヤの改造型として、エアーによる吸着(バキューム)・吹き出し用に改造した事例をご紹介をします。
上記写真のコンベアがワークの吸着用として製作したバキュームコンベヤになります。
ワークは立方体の箱になり、吸着することで位置ずれを防止しました。
構造は簡単で、筐体になるアルミフレームに穴を開け、そこから突き出したポートからエアーを吸い出せば、ベルト上のワークが吸い付く仕組みになっています。
下の写真はコンベヤの組み立て途中です。
ベルトの受け板に無数の穴が開いていて、こここらかエアーを吸い込んでいます。
吹き出し用コンベヤとは吸引とは逆にコンベヤの中にエアーを入れるコンベヤになります。
下のコンベヤはフレームに穴を開けてあり(黄色い矢印の部分)、そこにエアコンのダクトを差し込み、冷気をコンベヤ内に流し込むことでベルトを冷やし、搬送するワークを冷やす原理です。
こちらのコンベヤでは加熱されたセラミックコンデンサーを冷却するラインで使用されました。
このように弊社では、お客様のご用途に合わせてコンベヤの改造をおこなっております。
ベースが標準コンベヤのため、比較的安価に製作することが可能です。
「こんなコンベヤできるかな?」とご検討中の物がありましたら、ぜひ一度ご相談下さい。
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