スチールベルトの製造・販売を通じて未来を創るヒューコン
今回は、樹脂ベルトとステンレスベルトでカレーパンの搬送と洗浄性についてテストをおこないましたので、ご報告します。
皆さんご存知のとおり、カレーパンは揚げパンになります。
そのため、表面には多くの油分があり、搬送する際はベルト表面に付着してしまいます。
今回は、実際にカレーパンを樹脂ベルトとステンレスベルトで搬送してみて、どの様な違いがでるのか、テストをしてみました。
カレーパンを搬送後、ベルト表面についた油分の清掃（お湯拭き）をおこなった動画です。
動画では油分が見づらいですが、下記のステンレスベルトと同等に油分が付着していました。
洗浄性ですが、お湯での拭き取りでキレイに清掃はできました。
一つ問題を上げれば、ベルト上の油分（汚れ）が見えにくいため、洗浄時に油分が落ちているかが分からないため、感覚での作業になってしまう事です。
上記の樹脂ベルトと同じ条件でテストします。
樹脂ベルトと比べ、表面に付いた油分がハッキリ見えます。
けっしてステンレスベルトに多く付いている訳ではありません。同量程度と思われます。
洗浄性ですが、お湯による拭き取りで簡単に落とすことが出来ましたが、
正直にお話すると、樹脂ベルトとステンレスベルトの性能差があるかと言われると、ほとんどありませんでした。
ステンレスベルトが優れていると思われる点ですが、ステンレスベルトは肉眼で油分（汚れ）が分かるため、拭き残しの心配がなく、ベルト表面の清潔を保つには有効と思われます。
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