今回はスチールベルトを製作する際に活躍するスリットをご紹介します。
スリットとは金属を幅切りする作業のことで、スチールベルトにはなくてはならない加工の一つです。
ベルトの幅を切るだけでなく、性能にも影響するため、とても切れ味を大切にしています。
上下のロール刃の間に材料を通して切断をおこなう仕組みです。
上下の刃の間には僅かな隙間があり、材料や板厚に合わせた隙間に設定をしないと、切断面にバリや歪が発生してしいます。
そのため、高精度なスリットをおこなうためには、経験に基づいたノウハウが必要になります。
また、切断した材料は、材質・幅・厚みによって、適切な張力で巻き取りをおこないます。
もし巻きがゆるいと、ロールがズレてしまい崩れる可能性があるためです。
ステンレス・銅・アルミ・ニッケル・チタン・メッキ材・樹脂・フィルム・等
板厚:0.01㎜~1.5㎜
幅:0.8㎜~608㎜(受入れ可能幅:645㎜)
製品内径:Φ50~Φ500(受入れ可能内径:Φ76.2~Φ500、外径:Φ1500まで)
条数:25条まで
受入れ可能重量:2800Kg
スリット加工にご興味の方は、お気軽にご連絡下さい。
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