暑さが和らぎ過ごしやすくなってきましたが、まだまだ食中毒のニュースが続いております。
食中毒を発生させる原因としては、菌・ウィルス・寄生虫など、さまざまな種類がありますが、菌やウィルスを原因として発生した食中毒は、2022年は全体の34%を占めました。(食品微生物センターより)
菌やウィルスが増殖する過程はいろいろありますが、もし仮に発生した菌を殺菌できれば、事故を防げたかもしれません。
今回はステンレベルトで食中毒を防ぐ事ができる理由をご紹介します。
まず、食中毒を発生させる菌やウィルスを殺菌する方法として、アルコールや次亜塩素酸などの薬液で殺菌する方法、熱を加えて殺菌する方法、UV(紫外線)を当てて殺菌する方法などがあります。
ステンレスベルトはどの方法にも対応が可能ですが、今回は、ベルト上にUVを当てた際の食中毒菌(大腸菌と黄色ブドウ球菌)の状況を公的機関で測定した結果が下記の表になります。
テスト条件:大腸菌(8.4×10⁵CFU)と黄色ブドウ球菌(5.7×10⁵CFU)の懸濁液を0.4mL接種、UVランプの直下50Cmの距離で60秒間照射した後に生菌数を測定しました。
表のとおり、大腸菌と黄色ブドウ球菌の2種類の菌とも検出不可能なレベルまで菌が死滅しました。
なぜステンレスベルトがUV殺菌に最適なのかと言いますと、UVに対する耐性が高く、ベルト寿命に影響しないためです。同じ条件で樹脂ベルトを使用した場合、半年程度でボロボロになったとUVメーカー様から聞いたことがあります。
食中毒にはくれぐれもお気をつけください。
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