ステンレスベルトが樹脂ベルトに比べて優れている一つの特徴が帯電しない点です。
今回、その特徴を検証しましたので、ご紹介します。
弊社標準コンベヤを使用(プーリ径50㎜、ベルト幅100㎜、軸間1000㎜)
アース用にビニール線の端末をステンレスベルトの裏面に当て、逆の端末を水道のシンクに固定します。
(下の写真の右上の円で囲った部分がシンクに貼り付けて固定した箇所です。)
この条件で、テスターで抵抗値を測定します。
(ステンレスベルト上に小麦粉をのせています)
若干数値がふらつきますが、測定した結果は10Ω~100Ωになりました。
測定箇所を変えて、ほぼ同じ数値になりました。
樹脂ベルトにも帯電防止ベルトがありますが、金属性のステンレスベルトの方が圧倒的に導通性が高いと言えます。
しかし、実際には、どの様な用途で使って頂ければお役に立てるかが分かっていません。
今後は、ステンレスベルトの導通性の良さを生かす使い方を調べてみたいと思います。
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