以前、ラミネートチューブについてお話しましたが、今回は似た使い方のヒートーシール用スチールベルトについてご紹介します。
お菓子や薬などの包装に使用されるフィルムを熱と加圧によって溶融接着する工法になり、インパルス・超音波・熱溶着のタイプがありますが、ここではスチールベルトが使用される熱溶着タイプについてお話します。
熱溶着で多いのが、ヒーター板の上をスチールベルト走り、その上のプラスチックフィルムを一定の加熱と加圧をすることで、接着する方法になります。
溶着部ですが、代表的にはポテトチップス等のお菓子の袋になりますが、下の写真のように開けたことのある人は、多いのではないでしょうか?
実は袋を開ける際の貼り合わせてある部分(矢印)が、ヒートシールにより溶着されている部分なのです。
では、なぜスチールベルトが使われるのかと言いますと、耐熱温度が高く、表面が平滑なため、袋の密着部分が均一に溶着できるためです。
特に、金属特有の熱伝導特性の高さから、熱が速く伝わり、作業効率が良くなったとご評価を頂いております。
まさに、スチールベルトはヒートシール用に作られたベルトと言っても過言でないと思います。
スチールベルトは知名度がまだありませんが、この記事を読まれた事で、スチールベルトって身近な商品を作ってるんだ、又は、お菓子の袋を開ける際に思い出して頂ければ嬉しいです。
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