今回はお客様から「ステンレスベルトから樹脂ベルトに乗り継ぎの際にワークが回転してしまう。」と、ご連絡頂きました。
状況を拝見しましたが、ワークが多いときには20度位回転している様にみえましたので、原因解明のため、テストをおこないましたので、ご報告します。
ワークは3種類用意しました。(丸カップ小、丸カップ大、角トレー)
*角トレーは動きがでやすい様、軽くするためにカラの状態にしました。
乗り継ぎの際の段差は2種類。(段差 0㎜、13㎜)
*段差を試す理由は、お客様も少し段差を付けて使用されているためです。
ステンレスベルトプーリ径 φ100㎜、樹脂ベルトプーリ径φ28㎜
お客様の使用条件に近づけるため、下流の樹脂ベルトの速度は速くしています。
下の写真の様に、ステンレスベルトと樹脂ベルトの高さを合わせています。
丸カップは段差、サイズ関係なく回転しませんでした。
角トレーは、段差0㎜では動きませんでしたが、段差13㎜で若干動きました。
段差がある場合、ワークが回転する原因になるかもしれません。
しかし今回のテストではお客様で拝見した様な大きな動きはしなかったため、原因を断定するまでには至りませんでしたので、引き続きテストをおこなう予定です。
当社では皆様からのテストを募集中です。こんなテストをして欲しいなどご要望頂ければ、テストをおこないますので、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。
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