ステンレス スチールベルトの「良さ」を知っていただくために
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低温時(-79℃)のステンレスベルト

今回は低温時のステンレスベルトの挙動がどの様になるかテストをおこないましので、写真でご紹介します。

テスト方法

材質:①SUS304H(標準材) 板厚0.2tでテスト

   ②SUS632J1(耐熱材) 板厚0.2tでテスト

ワーク:ドライアイス

   

SUS304H 0.2t

常温時(平坦で机から浮きがありません。)

ドライアイスを載せると、収縮してエッヂの部分が浮き上がってしまいました。

SUS632J1 0.2t  

SUS632J1はSUS304Hと比べ熱膨張係数が小さく、歪の発生が抑えらるのではないかと期待がもてます。

SUS304と同じく、常温時は平坦で浮きがありません。

SUS304Hと同じくエッヂの部分が浮き上がってしまいました。浮き上がる量も大差ありませんでした。

今回の結果から、高温時に耐熱材と使用しているSUS632J1でしたが、低温環境になると、歪の発生量はSUS304と大きく変わらないことが分かりました。

今後は、低温環境でも温度変化の少ない材料を探して、引き続きテストおこないたいと思います。

当社では皆様からのテストを募集中です。こんなテストをして欲しいなどご要望頂ければ、テストをおこないますので、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。

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