前回、熱湯テストでステンレスの表面が変色しましたが、そちらについて調べましたので、ご紹介します。
ステンレスを加熱した場合、水道水に含まれるミネラル分やカルシウム、また水道管に使用されている鉄や銅の成分が、ステンレスの表面(不動態被膜)に付着することで、膜厚が不均一になるため虹色に見えるそうです。
ただ、表面が変色しても人体に影響がないため、そのまま使用しても問題ありませんが、見た目を気にされる方には下記の方法で修復する事が可能です。
修復方法はクエン酸(酢酸でも良いですが臭いがすごいです)を溶いたお湯にステンレスベルトを入れ、表面を拭き取るだけで簡単にステンレス色(銀色)に戻ります。
下記の動画よりご覧いただけます。
鍋の中のお湯(約700CC)にはクエン酸を20グラムほど入れてあります。
ステンレスの表面を接写しました。元よりキレイになった気がします。
如何でしょうか? 一分とかからず虹色が取れました。
ご家庭にある、ステンレス製の鍋にも適用できますので、ぜひお試しください。
当社では皆様からのテストを募集中です。こんなテストをして欲しいなどご要望頂ければ、テストをおこないますので、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。
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