今回は樹脂ベルトとステンレスベルトの表面に、濃い色の食材をのせて、ベルト表面への着色がどの程度発生するのかをテストしましたので、お知らせします。
第1弾はミートソースパスタをベルト上にのせて約10分ほど放置してから、アルコールで洗浄してベルト表面がどの様に変化したかを写真を踏まえてご説明します。
①ステンレスベルトと樹脂ベルトの上にパスタを引き詰めます。
②約10分ほど放置した後、パスタを取り除きます。
両方のベルト表面はケチャップや油分がたくさん残っています。
③ペーパータオルで表面に残ったパスタソースを乾拭きで取り除きました。
ステンレスベルトは表面に油分がのこり光の反射が鈍くなっています。
樹脂ベルトは赤みがベルト表民に残っています。
④樹脂ベルト表面にアルコールを塗布してペーパータオルで4回拭きを強めにした状態です。
ベルト表面に付着した油脂は落とすことが出来ましたが、着色した赤みを落とすことができず、パスタ麺の痕が残っています。
⑤ステンレスベルト表面にアルコールを塗布してペーパータオルで2回拭きを普通にした状態です。
油脂や付着物がキレイに落ちました。
左端の白い部分と着色した部分の境目がハッキリと分かります。
ステンレスベルト表面のスリ傷が分かる程に表面に付着した油脂がキレイに除去されています。
写真ではお伝えすることが出来ませんが、樹脂ベルト表面の臭いをかぐと、ミートソースパスタの臭いが残っていました。
ステンレスベルトはミートソースの臭いは残っていませんでした。
以上の結果から、ステンレスベルトの洗浄性は食品搬送に向いていると言えます。(あくまでも自社内 比較テストの結果です。)
今後も引き続き他の食材でテストを行い、結果をご報告いたします。
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