ステンレス スチールベルトの「良さ」を知っていただくために
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熱湯テスト

今回は、食品工場内で行われる煮沸消毒を、搬送に使用されるステンレスベルトと樹脂ベルトに行った場合、どの様に変化するかテストをおこないましたので、ご紹介します。

テスト方法

・各ベルトを鍋に入る大きさ(60㎜×100㎜)にカットします。

・カットしたベルト片の重量を計測します。(2枚の合計重量を計測)

樹脂ベルトは9.9グラム
ステンレスベルトは9.8グラム

乾燥時の計測結果はほぼ同じ重量でした。

・お湯が沸騰してAM11:30から計測スタートです。

計測結果

・当日は21:30まで、翌日は8:30~11:00と、合計12時間30分加熱続けました。

・ベルト片を熱湯から取り出し、水気を拭き取って、重量を計測します。

ステンレスベルト 9.7グラム
樹脂ベルト 11.5グラム

ステンレスベルト

  • ステンレスベルトは乾燥時とほぼ同じ重量でした。(テスト後0.1グラム軽くなりましたが計測誤差範囲内だと思います。)
  • 見た目の変化としては、表面が虹色に変色しました。(変色の理由については後日ご報告します。)

樹脂ベルト

  • 樹脂ベルトは11.5グラムと最初の計測時から、1.6グラム重くなりベルト内に水分が含まれたことが分かります。
  • 見た目の変化としては油性マジックで書いた文字がベルト裏面に浸透してきました。

以上の結果から、ステンレスベルトは液体の浸透がないといえ、樹脂ベルトは浸透しまうことが分かりました。

次回は濡れた樹脂ベルトがどの程度の時間で乾燥する(重量が戻る)かをご報告します。

当社では皆様からのテストを募集中です。こんなテストをして欲しいなどご要望頂ければ、テストをおこないますので、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。

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