ステンレス スチールベルトの「良さ」を知っていただくために
  • MAIL

ステンレスベルトの蛇行調整方法をご紹介

今回はステンレス スチールベルトの蛇行調整の方法について動画を撮影しましたので、ご紹介します。

スチールベルトだけでなく、樹脂ベルト等の平ベルトを使用されている、お客様の多くが蛇行に悩まれていると思います。

なぜ、悩まれていることが分かるかといいますと、お電話などのお問合せだけでなく、当社のホームページ内の【蛇行と蛇行防止方法】のページの閲覧件数が、いつも上位あることから、困られている方が多いのだと感じます。

そこで今回は、困らている方が多いのであれば、蛇行調整の方法を実際に見て頂き、少しでも問題解決のお手伝いが出来ればと思い動画にしました。

蛇行調整方法

全体映像

従動プーリUP映像

調整方法

①ベルトの張力を左右均等に張ります。(おおよそでOK)

②コンベヤの電源を入れてベルトを走行させます。(最初はスロー運転でベルトの挙動を確認します。)

③ベルトが寄る側の従動軸のボルトを回して、テンションを張り増しします。 (動画は手が撮影の邪魔になるため、逆側のネジを回してベルト張力を緩めています。)

④ベルトが逆側に寄りだすまで、張り増しを続けます。

センター付近までベルトが戻ったら、ネジを逆側に回して、テンションをわずかに緩めます。

ベルトの蛇行が安定するまで、③と④を繰り返します。(ネジを回す角度は徐々に小さくしていきます。)

⑤ベルトがセンター付近で落ち着いたら、しばらく様子をみます。  

この時はできる限り高速で回した方が、早く蛇行調整の場所を見つける事が出来 ます。

注意点は、必ず片側のボルトで調整してください。 両方のボルトを回すと調整が難しくなります。

今回のコンベヤは弊社の標準コンベヤになり、蛇行調整を行いやすい設計を施した製品のため、一瞬で調整できてしまいます。

スチールベルトの蛇行調整が簡単に出来るコンベヤやこちら

もし、上記の調整でも蛇行が治まらずお困りの場合は、お気軽にご相談下さい。

前頁 食中毒について思うこと次頁 カレーパンの搬送及び清掃性のテスト
お問合せ
TEL:045-624-9127