UV(紫外線)殺菌とステンレス スチールベルトの効果について④
【開発の目的】
これからの食品工場では人手不足とHACCPの義務化に伴い、生産工程の自動化と高い衛生管理が求められます。
当社では食品搬送を『もっと簡単に、もっと衛生的に』をモットーにUV殺菌で使用できるステンレスベルトを開発致しました。
これによって食品工場の搬送ラインは、常時生産しながらUV殺菌することが可能になるため、従来より稼働時間を伸ばすことが可能になり、食品工場の省力化の提案を致します。
【製品の特長】
- 公的機関でのテスト結果より、ステンレスベルト表面の菌数を検出不能なレベルまで殺菌する確認がとれたため、販売することにしました。
- ステンレスベルトとUVランプを使用することで、食中毒のリスクを減らせます。
- ステンレスベルトの表面はツルツルしており、付着した異物を簡単に洗い落す事ができるため、洗浄時間の短縮が可能です。
- UV殺菌専用ステンレスベルトはUVによる劣化がないため、長時間使用が可能です。
- ステンレスベルトが万が一欠損しても金属探知機でいち早く異常を知ることが可能になり、異物混入のリスクが減らせ、且つ食品回収の被害を最小化できます。
- 薬剤や消毒剤を使用しないため、面倒な洗浄作業が省けます。
- 稼働中の菌の増殖を確実に抑えます。
- 業界初の検査表を付けてステンレスベルトの販売が可能です。
- UV殺菌によって殺菌効率を上げることができれば、包装材を減少させることが可能で、資源の節約と脱炭素につながり、SDGsに貢献が出来ると考えております。
- 今後はコンベヤ・UVランプ・ATP(残留有機物)測定器を組み合わせて、殺菌コンベヤとしてユニット販売を目指します。
上記の内容を雑誌社に紹介したところ、下記の様に取り上げて頂きました。
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